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基本情報

北里大学は、世界的な細菌学者である北里柴三郎を学相と仰ぎ、1962年に北里研究所創立50周年を記念して設立されました。そのため北里大学では北里柴三郎の言葉をもとに「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」の４つを建学の精神としています。

北里大学医学部医学科は1970年に設置され、人間性豊かで優れた医師を養成するために新しい挑戦を続ける「北里医学スピリット」を引き継いでいます。

特徴

北里大学医学部医学科では、チーム医療のパイオニアを育成するため、２年次から大学付属病院のほか、地域医療を担う医療施設や、介護施設、精神保健福祉施設、保育施設など複数の施設で体験学習を行い、チームワークの重要性を身に着けていきます。

また、医療系４学部と２専門学校合同での演習や、チーム医療病院実習を通して、チーム医療への実践的な取り組み方を学んでいきます。また、牧場実習や農村体験実習を通して、生命に対する真摯な態度を育むといった北里大学医学部ならではのユニークなカリキュラムも特徴の１つです。

入試傾向

北里大学医学部医学科には一般入試と推薦入試の２つの入試形式があります。一般入試では数学・英語・理科（物理・化学・生物から２科目選択）の学力検査による一次試験、そして論文・面接・出身高等学校長の調査書による二次試験を通過する必要があります。

論文では１つのテーマについての論述により、論理的思考能力、記述力、表現力、考察力、理解力が評価されます。また、面接はグループ面接、個人面接、あるいは両方を複合した形式で行われ、将来医師としての職業に直結する受験生の人物、意欲、適性が評価されます。

一般入試の中にも地域枠や修学資金枠がありますので、自分が該当するものはないか確認しておきましょう。