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基本情報

杏林大学は1966年に松田進勇によって創設されました。杏林大学の「杏林」は、中国の董奉（とうほう）という医師が患者からあえて治療代を受け取らず、病気が治った人には記念に杏の実を植えてもらったところ、いつしか杏の林ができたという故事に由来しています。

このことから良医のことを「杏林」と呼ぶようになり、杏林大学医学部でも専門知識や技術を高めるだけではなく、立派な人格を持った医師を育成することを目指しています。

特徴

杏林大学医学部では、基礎医学から臨床医学までを講義および実習で習得すると共に、医師としてのコミュニケーション能力を育む演習形式の授業や地域の現場体験を含む少人数のグループワークによるアクティブラーニングを実施しています。

また、グローバルに活躍できる医師を育成するために、英語教育プログラムや海外の医療機関でのクリニカルクラークシップの機会を提供しています。

入試傾向

杏林大学医学部では一般入試以外にセンター試験利用入試・東京都地域枠入試・茨城県地域枠入試・AO入試といった入試方式があります。一般入試では、一次試験に英語・数学・理科（物理・化学・生物のうち２科目選択）が課されます。一次試験を通過した受験生は、小論文・面接の二次試験を受験できます。

また、センター試験利用入試では、センター試験での英語・数学・理科の結果を一次試験として利用することができます。東京都地域枠入試・茨城県地域枠入試では、出願資格と出願要件を満たしていれば合格後に奨学金を受けることができます。

AO入試では、調査書、志望理由書、推薦書による書類選考、センター試験での英語・数学・理科の成績、小論文・面接の結果を合わせて選抜されます。