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基本情報

東邦大学は1925年に、学祖額田豊・晉兄弟が創設した帝国女子医学専門学校を前身として、1950年に設置された私立大学です。帝国女子医学専門学校を前身としていることから、女子学生の割合が多く、医学部でも男子と女子の比率はおおよそ6：4となっています。

現在、医学部・薬学部・理学部・看護学部・健康科学部の５つからなる自然・生命科学の総合大学と標榜しています。

特徴

東邦大学医学部は、急激に進歩している医学・医療の世界において環境変化に対応できる高度な知識や技術を身につけるとともに、人間愛を携えた人材育成を目標に掲げています。

そのため、人間愛を持って患者さんと接するために「全人的医療人教育」という独自の科目を設置しています。また、自ら課題を探求し問題を解決する能力を育むために、自主学習を促進する時間・設備が整えられているのです。

入試傾向

東邦大学医学部の入試では、一次試験と二次試験に通過する必要があります。一次試験はマークシート方式の数学・英語・理科（物理・化学・生物から２科目選択）に加え、論理的思考能力や数理解析能力などを測る「基礎学力」の試験が用意されています。

基礎学力試験では、論理パズル問題や文章の要約問題などが出題されますので、事前に練習しておくことが大切です。二次試験は一次試験通過者のみに行われる面接試験となっており、個人面接とグループ討論が行われます。

個人面接は１つの課題につき３分で回答する面接を４回行い、グループ討論では課題シートが与えられ、受験生同士で話し合った結論を面接官に伝える形式となっています。