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基本情報

横浜市立大学は開放的で国際性、進取性に富む学風が息づく大学です。横浜市立大学の歴史は長く、その起源は1882年に創設された横浜商法学校までさかのぼることができます。

横浜商法学校を母体として1928年に設立された横浜市立横浜商業専門学校が横浜経済専門学校と改称したのちに、1944年に開校した横浜市立医学専門学校を母体とする横浜医科大学と合併して、1949年に横浜市立大学となりました。

このように商業・貿易の窓口である横浜にある大学だからこそ、医学部も国内外で活躍できるグローバルな人材育成を目指しています。

特徴

横浜市立大学医学部には医学科と看護学科の２つの学科があります。医学科では教育カリキュラムを通じて、地域医療の担い手としてプライマリ・ケア医を養成すると共に、医学・医療をリードする臨床医・研究者・教育者を育成しています。

医学知識や診療技能の確実な定着を促進するためCBTとOSCEという全国規模の試験を取り入れており、両方に合格しなければ臨床実習に進むことができない仕組みとなっています。看護学科では国際性・創造性・倫理観に富み、他者に共感できる豊かな人間力を持った看護人材の育成に取り組んでいます。

入試傾向

横浜市立大学医学部医学科の一般入試ではセンター試験と個別学力試験に合格する必要があります。センター試験では5教科７科目、個別学力試験では数学・英語・理科（物理・化学・生物から２科目選択）・小論文・面接が課せられます。

また、医学科は国際バカロレア資格を所定の成績で取得した学生に対して国際バカロレア入試、地域医療枠による特別推薦入試も実施しています。看護学科ではセンター試験は５教科６～７科目、個別学力試験では小論文・面接を受験します。